東京オデッセイでは、カーペットやクロス、シートなどにオリジナルグラフィックを組み込み、宿泊施設や遊技施設、商業施設の空間演出として展開することが多くあります。
そんなオデッセイデザインの中で、
旅館の一部の天井のグラフィックとしてその土地にちなんだ日本画で展開するというデザイン計画がありました。
そのグラフィックデータを制作するにあたって、
実際にその日本画が貯蔵されているお寺に連絡を取り、実物を撮影、そのデータを天井に利用させていただきました。お寺の住職さんも快く許可していただき、そのデザインを無事施工することができました。
さまざまな要素がある建築の一部の天井グラフィックですが、一つ一つにエピソードがありそのデザインが集まって空間ができていくのだと実感できたとても貴重な体験でした。
その計画には少し関わらせていただいたのですが、
今回のような素敵なデザインを自分の手で一から作っていけるような存在になりたいと思いました。
皆さんも旅館に行った際柄や、素材をよく観察してみてください。
素敵なデザインが隠れているかもしれません。