初めてお問い合わせをいただいた方とのお話の中で、
「これだけデザインが施された店舗工事だと、かなりコストかかってそう、、」
「インパクトはすごくあるけど、コストが気になる、、」
というご意見を、よく耳にします。
たしかに建物にひと手間加えれば、その分コストはかかりますが、何も手を加えなければ、ただの特徴のない商業施設になります。現代の情報化社会では、競合店と差別化ができない商業施設に、効果的な集客は望めません。それではせっかくの莫大な事業投資が無駄になりかねません。
「集客できる商業施設」とは、想像もつかないような圧倒的なデザインで、お客様の心を揺れ動かす仕掛けを持つ「舞台」だと考えております。
まず「あれ、何このお店?」という興味を持たせ、「入ってみたい」という行動を「無意識的に」駆り立たせ、入店機会を作り出す。店内に入れば、非日常を感じさせる空間演出で、商品の並ぶ元へと誘い、お客様は自ら商品を手にとる。
この一連の消費行動を沸き立たせる「仕掛け(=デザイン)」を、いかにバランス良く配置し、消費者の入店機会を増やせる「舞台」を演出することこそ、商業施設設計のコアであると思います。
では、お客様を惹きつける建築デザインとは何か?
私たちは常に「建物すべてが広告である」というデザイン理念を提唱しています。
その手法のひとつとして、建物全体を、大胆にデザインでコーティングすることがあります。
特に郊外型やロードサイド店舗の場合は、このデザイン手法によって視認性が飛躍的にUPします。
ここでよく採用される施工方法が、「グラフィック塗装」によるデザインです。
この施工方法の大きなメリットとして、
《外壁グラフィックシートの場合》
シート鋼板下地、下地調整、グラフィックシート、貼り手間 = 約¥50000〜
《グラフィック塗装の場合》
グラフィック塗装(施工費込み)= 約¥4500〜
なんと!グラフィックシートよりも約1/10のコストで施工可能なのです。(下地調整費は別途)
近年、職人さんの鍛錬により、プリント出力と比べても見劣りしないほど、塗装による表現力がアップしました。(陰影による立体表現など)
また、塗装の場合、塗り替えが非常にラクなので、定期的な改装にも、メンテナンス感覚で簡単にリニューアル可能です。
外壁全体に、ローコストで強烈なインパクトを与える手法として、グラフィック塗装は非常にコストパフォーマンスの高いリニューアル工法です。
新築巨大旗艦店の外壁全体をグラフィック塗装でダイナミックにデザイン!
リアルな陰影や、グラデーション表現もすべて塗装によるハンドメイドです!
弊社で特許取得し販売しているローコスト建築工法「風林火山」は、外壁のグラフィック塗装仕上げが、標準仕様で施工できます。
大勢の人の目に触れるロケーションでの建物こそ、そのお店のメッセージを伝える最適なメディアであると、私たちは常に提唱しています。
もちろんグラフィック塗装は、外装だけではなく内装にも使えます。
天井一面に床のデザインを反映させることで、ダイナミックな奥行き感のある空間を演出したり、複雑な壁画をモチーフにしたデザインも、なんと全て塗装で再現できるのです!
(↓この天井・壁は、なんと全てグラフィック塗装による仕上げです!!)
サッシの枠やガラス面にダイレクトに塗装を施したり、床材を撤去した後のモルタルスラブ床を均一に均してグラフィック処理をすることで、ローコストリニューアルを実現した一例です↓。
事業主様の限られたご予算の中で、最小限で最大限のコストパフォーマンスを実現するために、私たちはこれからも、あらゆる視点からデザインを考え抜き、最適なプランをご提案してまいります。