今回は、急遽始動することになった「風林火山」の計画についてご紹介します。
とある超大型遊技場の計画。(鉄骨造在来工法+屋上駐車場)
5年前より計画スタートし、計画方針検討・諸々の問題解決に紆余曲折ありながらも計画がまとまり、建築確認も申請中、施工者様も決定、今春着工という時・・・
お施主様より突然のご連絡!!
急遽、打合せとなりました。
お話をお聞きすると、事業計画の変更をご決断されたとのこと。それにはどうしても「建設費用を半分に下げる必要がある」というご相談をいただきました。
●2階と屋上をなくすことで建築規模の縮小
●風林火山を採用しローコストに!
過去に他店舗で「風林火山」を採用いただいており、メリットは十分ご理解いただいておりました。
建設費用大幅は下がります。
これは、以前よりご説明させていただいている
●杭の削減
●基礎の削減
●鉄骨数量の削減
●他、周辺部材の工夫
など、以前の記事でもご紹介させていただきましたとおり、建設の費用は大幅に下がります。
また、「風林火山」は建物の規模が大きくなればなるほどスケールメリットが大きくなる性質もあるため、今回の計画のような超大型店舗であれば、相当なコスト削減になるでしょう。
ですが!
あと、建築確認申請の確認済が下りれば、着工というこの段階。
しかも!建物完成時期そして、店舗オープン時期はそのままでずらせない。
とのこと!
大きな計画の方針は変わらないものの、設計としては一からやり直しとなります。
設計し直す時間があるのか? オープン、、間に合う??
工程を検討し直す必要があった為、一旦持ち帰り検討させていただくこととしましたが、
休み明けに、
「出来ます!」との返事をさせていただきました。
ほぼ不可能であるこのように思えるこの要望。なぜ出来るのか?
それは、以前のウェブマガでご説明した通り
ほぼ不可能であるこのように思えるこの要望。なぜ出来るのか?
それは、以前のウェブマガでご説明した通り・・・
「風林火山」工法は”工期も短縮可能”である!からです。
通常であれば、
『設計をやり直す期間』
『行政手続きをやり直す期間』
『建築確認申請をやり直す期間』など
上記の期間がどうしても必要になり、元々の建物完成時期には間に合わないことになるのですが、
設計やり直しで必要になる期間分を「風林火山」とすることで短縮できる施工期間とで相殺できると判断し、出来る!と判断しました。
というように、「風林火山」は単純に
●コストダウン
●工期短縮
できるというだけではなく、
「このような特徴があるからこそ、急なご要望にも柔軟にお応えできる。」
という実例を紹介しました。
この計画、現在設計真っただ中(再設計中)、順調に進んでいます。
今秋完成予定。皆様にご紹介できることを楽しみにしております。
「風林火山」採用 大型施設事例
昨年竣工オープンしたこの店舗をご覧にいただき、多数のクライアント様よりコスト削減・工期短縮含め「風林火山」についての問い合わせ・相談、相次いでおります。
[2018年竣工 滋賀県 遊技場]