ドキュメンタリー映画
「エレファントの叫び」
制作のご報告
コロナ禍でタイの観光業が壊滅、観光に従事する象たちや野生象を救うため活動する一人の先住民族の女性サンドゥアン・レック・チャイラートさんの戦いとコロナ禍で象との暮らしを模索するカレン族の一家をおったドキュメンタリー映画。
アジア象の過去と今、そして未来を世界に発信し、私たち人間と動物たちとの関わりを通して『いのちのこと』を考えていきます。
チェンマイに移住した奥野監督。移住して17年。様々な映像作品を発信してきた彼が、取材で出会ったエレファントネイチャーパークのサンドゥアン・レック・チャイラートさんとの出会いがこの映画の発端です。
タイにおける象と人間とのかかわりの歴史。山岳での強制労働力としての象、 観光資源として見せ物にされる象、曲芸など覚えさせられる象、その象を人間の良いように仕込む裏には残酷な調教があるらしい。
鎌のような道具で厚い象の皮膚を刺し調教師は痛みによって象を思いのままに仕込むらしい。その様子は決して表には出ない。また山岳地帯での木材運搬に従事する象の中には事故で腰の骨を折ったりすることも多いと聞く。
エレファントネイチャーパークのサンドゥアン・レック・チャイラートさんはそういった傷ついた象や捨てられた象たちを集め、象のサンクチュアリ(保護区)を作っているのだ。
先住民族カム族の出身のレックさんはシャーマンである祖父に自然のことを学び、祖父たちが森と動物たちを守ってきたように十代の頃から象たちの保護を自発的に行っていた。
その小さな一滴が今や104頭の象と犬や猫、水牛など5000匹の動物が暮らすエレファントネイチャーパークとなった。
動物たちの食料や医療など日々かかる莫大な費用をレックさんは様々な支援団体、あるいは海外からの観光客の収入で賄ってきたのだが、突然のコロナウイルスの蔓延で観光客はストップし支援先も減り、象をはじめ動物たちが生きるために孤軍奮闘している状態だ。
そんな様子を見て奥野監督はこのドキュメンタリー映画を世界に向けて発信し、様々な団体や企業、世界中の人々から関心を持ってエレファントネチャーパークのことを知っていただき、多くの人から、なんらかの支援を受けることができればと考えているようだ。
本来の象の暮らし、動物たちの暮らしをここで営んでいき、人々とのふれあいを自然に愛情ゆたかに繰り広げられることでエレファントネイチャーパークは自律的に運営されていく、その経済的な循環を作っていくことこそ非常に重要だと私も思います。そのための小さな応援をしていきたいと考えています。
この記事を読んで関心を持っていただいた企業の方々、個人の方々、皆さんのその思いがエレファントネイチャーパークに必ず届きます。
あなたの応援をお待ちしています。
令和3年11月
東京オデッセイ
代表取締役 渡邉寧人
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