突然ご逝去されたキング観光創業者権田盛秀会長様のご意志を引き継いだ2人の息子様によるプロジェクトでした。なんとか権田会長の3回忌に間に合わせるべく、設計デザイン、ゼネコンともにがっちりと手を合わせ、この困難なスケジュールを乗り切り無事に令和3年12月29日オープンとなりました。
工事途中コロナに見舞われたり、予測できない工事アクシデントなどがあり何度も挫折しそうになりながらもオープンへと漕ぎつけることができたことにホッと胸をなでおろしている今日この頃です。
年末オープンのパチンコホール4店舗のうちの最後のオープンでしたから感慨深いものがありました。
風営法の改正や撤去台問題や参加人口の減少、そしてコロナ禍でパチンコホール市場はすっかり冷え切ったものになっていましたが、この年末は各々の企業様の熱気と将来への希望が感じられ、明日のアミューズメントに希望を感じられた年末でした。
パチンコにアートの風を!
をテーマに今までのパチンコ店とは違う『インスタ映え』のするデザインでパチンコに関心のないマーケットも集客しパチンコ参加人口を増加させようという試みを実施。
ホール全体をグラフィックデザインで覆い尽くす、がコンセプトのホールデザイン。ローコストにして最大限の効果を発揮したデザイン戦略となりました。
作り物や、ディスプレイなど凝った装飾品がドガっとデザインされるのが通常ホールデザインの特徴ですが、今回は『ホールにアートを!』を掲げ、スタイリッシュでニューヨークのアート感覚を随所に散りばめた魔法の箱のようになっています。
このホールデザインがミレニアル世代やZ世代も呼び込んでくれる起爆剤になればいいと思っています。
東京オデッセイでは、時代を読んだ新しいデザイン提案や企画など様々な観点から建築設計をご提案する企業です。ご興味有りましたらお問い合わせいただけましたら幸いです。
映えるデザイン!SNS 時代の建築設計!インスタホールデザイン!
雑誌PIEDA