シミュレーションゴルフと同じくらいに、今、繁華街に増えているのが『アミューズメントカジノ』というポーカーゲーム&バーだ。
かつて本場のカジノを真似た遊びの空間がありましたが、それとは違ってスロットマシンやルーレットなどはなく、基本的には『ポーカーテーブル』で遊ぶスタイルだ。
ポーカーの遊ぶ種類のうち『テキサスホールデム』という遊び方が主流だ。
興味深いのはこのアミューズメントカジノの事業構造だ。
ポーカーテーブル(5人+ディーラー)が基本。フリーで遊びに来た人はまずチップを購入して遊ぶ。(平均500点で3000円ほど)チップが無くなったら再度購入。
そのほかにドリンク、フードは有料。勝ってチップを預けることもできるが、そのチップを引き出すときには再度引き出し料金がかかる。(500点ごとに1000円ほど)
テーブルの数によって売り上げが決まってくるようだ。
5〜6卓が多いようである。
アイドルタイムにはポーカーテーブルのレンタルで収入を得ている。
12000円〜15000円 / 時間が多いようだ。
とりわけこの事業の大きな妙味はトーナメントにあるようだ。 賞金を狙って出場し栄冠と賞金をつかむ。
国内トーナメントでは100万円から500万円くらいだが、海外カジノのトーナメントの賞金総額は桁外れで10億円などもある。
その出場をかけたトレーニングも兼ねてのアミューズメントカジノなのである。
当然そのトーナメントに出場するにはエントリーフィーが必要。アミューズメントカジノは二重にも三重にも収入を得るシステムを有している。
それが強みだ。
しかもリアルの場でしか味わえない緊張感、高揚感は、ネット体験では得られないものなのだろう。
事業構造はeスポーツと同じ構造と言ってもいいだろう。
来店するお客様はゲーム世代と被っているようだ。
『初心者に優しい、秋葉原ギルド、池袋ギルド、私は楽しさの面でこの2個を超える場所が浮かびません。特に秋葉。覚えたての頃は2日で5軒ハシゴしたこともありますが、どの店もギルドを超えません。
Rootsも一度行きました。チップが細かいので、慣れない内は面倒臭いかな。雰囲気は確かに良いけど。新宿、Casino Live Tokyoもいいけどね。
雰囲気重視なら赤坂ラックレイズもよいよ。』
利用者の声
おじさんはリターンがない勝負はやる気が出ない、ともっぱらだが
若いお客様は楽しいことが最重要。そして実力をあげトーナメントで高額賞金をつかむ=夢がモチベーションのようだ。
パチンコ遊技台メーカーも早速参入
セガサミーが目黒に『エムホールデム』というアミューズメントカジノをオープンした。
遊技人口が激減し苦戦するパチンコ市場であるが、アミューズメントカジノの流れを本業にも好影響を与え、パチンコへの誘導(アプリの仕掛け)を試みる仕掛けも面白い。
新しいエンタメコンテンツとして成長し、eスポーツのように発展していければ、ショッピングセンターのなかにエンタメエリア(ゲー ムセンターに替わる)が新しく登場することでしょう。
ゲームする場所のみならず、スキルを獲得するスクールや学校、人材教育の場やディーラー教育など、その広がりの中で大きなエンタメの核となる事業が登場し発展していくのではないか、と予感した。
そしてこの新しいエンタメ空間には既存カジノではない
『新しいデザイン』
『新しい設計』が必要で
人を呼び感動させるデザインがますます重要になってくると感じた。
低 迷 す る
パ チ ン コ 業 界 も
見習うべきシステム!
PACHINKO
L E A G U E
例えば店舗を使ってのパチンコリーグの開催
ゲーム感覚で気軽に参加できるトーナメントを開催し、ダークなパチンコのイメージを払拭。高額な商品や賞金を狙って地方リーグからトップリーグへと勝ち抜くストーリーを用意。月に3〜4回のリーグ戦の日程を決めて通常営業は休止し、いわゆるイベント会場へと変身するのだ。
新 し い 顧 客 誕 生
新しい事業スタイルへの挑戦
話 題 性 と 健 全 性
低迷するパチンコ業界には
今こそ斬新な業界改革が
必要な時ではないだろうか?