以前のマガジン記事でもご紹介しました
こちらのプロジェクトがついに着工となりました!
5年前より計画スタート がスタートし、急遽のコストダウンの指令から無事に設計を終え、トラス構造部材の製造から着手。
4300m2超
この規模の「風林火山」は、これまでの実績より最大の大きさです。
それは
トラスの部材数も前代未聞の数量となります。
トラスを構成するパイプは、なんと・・・
約3600本!!
その大量のパイプや組み込み部材などが、続々と現場納品がされます。
この敷地こそ活かされる風林火山の特徴!
今回の敷地は、液状化の懸念もある軟弱地盤でしたので、本来なら通常の建築物では大規模な杭工事を必要としますが、軽量荷重が特徴の「風林火山」ですので最低限の地盤改良で済み、杭工事に掛かるコストを大幅に削減します。
トラスを”地面”で組み立てます。
組み立てと同時に柱を建方し、クレーンで吊り上げ受材に載せてボルト止め。
一見、複雑そうに見えますが、現場の職人さんからは「一回やれば単純なものですよー」と、その施工性からも高評価を頂いております!
柱の部材も積雪地域ですのでサイズアップをしてますが、それでもとっても細い250mmのコラム柱なんです。
こうして組み立てては吊り上げ~を繰り返し、追って同時に軽量気泡コンクリート壁(ALC)と折板金属屋根の取り付けを行います。
そして、ついに上棟!!
と思ったら、同時施工により内装工事も大部分がしっかり着手されておりました。この同時に行える施工性から、工期短縮とコストダウンにもつながります。
まだまだ、施設の詳細な情報はかけないのですが、情報提供ができる時期が来ましたら是非ご紹介できる日を楽しみしております!!
併設する立体駐車場も上棟いたしました。