「湯快リゾートプレミアムホテル千畳」が「TAOYA白浜千畳」として生まれ変わりました。
11月1日(金)大江戸温泉物語と湯快リゾートの「大江戸温泉物語グループ」にブランド統合に伴い、新たに「TAOYA白浜千畳」がリブランドオープンとなりました。
日本三古湯のひとつ、南紀白浜温泉。目の前に広がる海、夕陽百選にも選出された美しいサンセットを堪能できるロケーション。
私たち東京オデッセイが、施設全体の設計デザイン・監修をさせていただきました。
デザインコンセプトはmodern greek resort style CREEK&WHITE COURTYARD。「中庭」をメインコンテンツとし、そのコンセプトをホテル全体の統一テーマとし展開していきました。
千畳敷の南側に位置する「入り江」が白浜千畳の特徴的な風景となっています。ありきたりなビーチリゾートではない歴史を感じさせる風格は、ギリシャのナヴァイオ=青の入江にも似て、その夕日は圧倒的な力を持って感動を語りかけてくれます。
この入り江(=CREEK)を見渡せるTAOYA白浜千畳の『中庭』をデザインすることこそが最も重要なリニューアル要素であると考え、「ギリシャリゾート風の明るい白」と「入り江」のテーマ性を持ち、デザイン展開いたしました。
地中海リゾートのようなホワイトを基調とした中庭スパガーデン。新設した大階段がラウンジと中庭を心地よく繋ぎます。
今まではラウンジのテラスから景色を眺めるだけだった空間が、今回の改修によって大きく変わりました。ラウンジを抜け、そのまま中庭へと降りられる大階段を設置。
大階段の途中には3つのステップフロアデッキを設け、ベンチを据え付けました。ラウンジから中庭へ降り立つ過程や、さまざまな位置から景色を楽しむことができるようになり、お客様が思い思いに過ごせる場所へと変貌を遂げました。
海を望むためにつくられたインフィニティ水盤テラス
中庭の奥には、海へ向かうインフィニティ水盤テラスを新たに設けました。
太陽の光が水面に反射し、まるで時間が止まったかのように、いつまでも眺めていたくなる素晴らしい空間が広がります。また、夕日の美しい背景となり、記念撮影スポットとしても訪れる人々に喜ばれることと思います。
夜になると演出照明が空間全体を包み込み、ラグジュアリーな雰囲気を演出します。特に、大階段の光の演出は圧巻です。
テーマは「THE MARINE DINER」船の上のカジュアルなレストランを演出
ウェルカムエントランスのデザインを一新。
エレベーターを降りた瞬間から、特別感あふれる空間が広がります。
客船のキャビンを思わせる装飾など海を感じさせるディテールを随所にあしらい、カジュアルでありながらも洗練された空間を演出しました。
<< 中庭に面した客席エリア >>
真っ白で明るい空間にマリンテイストのブルーの照明やアクセントが映え、中庭へ繋がる爽やかなシーンとなりました。
<< 奥の客席エリア >>
ダークトーンでまとめられた落ち着いた雰囲気の中に象徴的な波のモチーフを配置。壁に設置された客船風の窓が、まるで船の上にいるかのような表情を生み出しドラマチックな空間へグレードアップしました。
自然光がたっぷりと差し込む開放的なラウンジ
エントランスから中庭への美しい眺望を妨げないよう、ラウンジ内には開放感のあるオープンエリアを設けました。
直接中庭へと降りていけるスムーズな動線も魅力です。
連続する光の柱オブジェが象徴的に配置され、空間全体に洗練された印象となりました。
暖炉エリアは照度をあえて落とし、炎の揺らめきと海の景色を静かに楽しめる落ち着いた雰囲気に。ドリンクを飲みながらのんびりと過ごすことができます。
大江戸温泉物語グループ様のホームページにてTAOYA白浜千畳 リブランドオープンの紹介がされています。
「TAOYA白浜千畳」の魅力が写真や動画で紹介されています。ぜひご覧くださいませ。
記念すべき近畿エリア初のTAOYAブランドのリブランド計画に携わることができ、大変光栄に思います。
引き続き、お客様のお役に立てるよう、全力で努めてまいります。
東京オデッセイでは、これまで約30年にわたり商業施設の設計デザインを手掛けてまいりました。
この豊富な経験と、現代のトレンドや今後のホテル業界の動向を踏まえた戦略に基づき、事業者様と深く連携しながら、唯一無二の価値を持たせるお手伝いをさせていただきます。
ぜひ、お気軽にご相談くださいませ!