eコマースが今後の消費の大きな鍵を握っているのは間違いない、しかしリアル店舗が消えることはない。各々の役割は大きく変化していでしょう。その変化の波に乗り遅れないためには未来の変化を見据え、将来の出店展開手法を大きく変えていかなくてはならないでしょう。
生鮮三品を扱うスーパーマーケットは食品といういわば人間の生命インフラを扱っている業種です。そのインフラは消費者を固定化し常連化していく大きな装置となっていくでしょう。
生命インフラを核とした様々なコミュニティを集結させることによって社会課題を解決し、来店者の利便性までも向上する。そんな『まちづくり』が今後スーパーマーケットには求められるのではないかということです。大規模な商業集積で圧倒的な品揃えで構成する大型ショッピングセンターにはできない、キメの細かい 複合化とサービスを提供していく『小商圏』型展開は今後の人口減少、少子化、 高齢者増加に対応していくことが極めて重要な開発の手法と思われます。
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特に今後の商業市場の変化は大きな波となって業種・業態ごとに再編、あるいは商圏の奪い合いなどボーダーレス化を招くでしょう。コンビニと雑貨の融合、もはやホームセンターとドラッグストアの区別もつかないほどその領域は入り乱れ、過激に変化していくことが予想されます。
今後その状況はさらに進化していくことでしょう。
そうした状況の中でスーパーマーケットは小商圏の中で確固たる地位を固め、新しい姿を模索する核になることは間違いありません。
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開発の方向性として下記のような複合化が小商圏の中で支持を受け社会課題を解決する手法なのではないかと考えています。
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その具体的複合化の一例
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